1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本

①営業費用売上比率が1,15倍以上

②配当性向(一株当たり配当÷EPS)が5割以上

③直近四年連続で増収かどうか(今後数年間は増収基調である。)

④経営の数値目標や中長期の計画が発表されているかどうか

⑤提供サービスが永続的である

消費の数量見通し

 

バリュエーション

①営業利益の0,6を出す(NOPAT)

②疑似配当総額を税引後利益の4割で計算する

③①のNOPAT÷株主資本=疑似ROE

④ROEが

20%以上→配当総額を4倍

15以上20%未満→配当総額を3倍

10以上15%未満→配当総額を2倍

10%未満→配当総額を1.5倍

⑤将来配当と時価総額から将来の配当利回りを計算する

2%を超えていれば買い

実践 生き残りのディーリング

上記本について考えたこと。

 

投資=資本を投じるもの。投資物件そのものを分析して投資判断する。量に厳しい制限がある。事情。

投機=タイミングを投じるもの、なんでも材料にできる。時間に厳しい制限がある。

意欲。

 

当然、投資は、詳細な分析で行うべきで、ファンダメンタルズ分析のもと、安く買って高く売るというのが重要である。

投機のように、今現段階で高いのに、さらに上昇するものを購入していくのは、私には向かない。

 

プロディーラー向け、為替市場、債券市場の話が多い本。個人投資家にも参考となる点がある。

 

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

(1)バフェットは、消費者独占型企業(⇔コモディティ型)の企業の株を買う。

コモディティ型は、航空会社、穀物、鉄鋼、石油・天然ガス林業・製材、紙・パルプ、自動車のように、似たような商品で激しい価格競争がなされており、これらは避けるべきだ。

・消費者独占型企業:有料ブリッジ型の企業を買え。選択の余地がない商品の魅力
その基準とは・・・

①消費者独占力をもつと思われる製品・サービスがあるか

➁EPSが力強い増加基調にあるか

③多額の負債を抱えていないか

ROEは十分高いか

⑤現状を維持するために内部留保利益の大部分を再投資する必要がないか

内部留保利益を新規事業や自社株買いに自由に使えるか

⑦インフレを価格に転嫁できるか

内部留保利益の再投資による利益が株価上昇につながっているか

(2)消費者独占型企業の4つのタイプ
①長期使用や保存が難しく、強いブランド力をもち、販売業者が使わざるを得ないような製品を作る企業

➁他の企業が事業を続けていくために持続的に使用せざるを得ないようなコミュニケーション関連事業

③企業や個人が日常的に使用し続けざるを得ないサービスを提供する事業

④宝石・装飾品家具などの分野で事実上地域独占力を持っている小売り事業

(3)可能な限り安値で買え

かなり重要だ。株式投資の収益率は、株式投資購入時の買値次第で大きく違ってくるからだ。

(4)EPS成長率について
EPS成長率=((直近のEPS)/(10年前のEPS))^(1/10)-1

(5)株式を疑似証券と考え、ROEは債券の額面に対する利率に相当し、EPSは債券の利子にあたる。
したがって、ROEは高い方がよい。
消費者独占力を持ち、継続的に高いROEを維持できる優良企業の場合、PERからみて割高であっても、本質価値からすると買い場である状況が起こりうる。

(6)将来の株価から期待収益率を計算する
期待収益率=((直近の株価)/(10年前の株価)))^(1/10)-1

(7)投資判断を期待収益率で判断するが絶対ではない。

外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例

外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例

 
上記を読んで、考えたこと、まとめなどを書きます。

現在価値=将来価値÷金利

これは一般的なこと。将来もらう100万円は、金利2%であれば、100万円÷2%=98万0392円です。

複利だと、投資期間中、元本に対する利息が毎年再投資され、元本が毎年増えていく。


これを応用するのがDDMです。

その前提として、理解するべきなのが、DCFの考え方。

まず、企業価値=非事業性資産の価値+事業価値

=非事業性資産の価値+CF/(1+wacc)+CF2/(1+wacc)^2・・・

です。これはDCF法を用いた手法で計算しています。

株式価値=企業価値ー有利子負債


他方、DDMでは株主が受け取るキャッシュフローに着目して株式価値を検討します。

将来の配当額の現在価値の総和となります。

つまり、株式価値=配当額÷(1+株主資本コスト)なのです。

株式価値=配当額/(1+k(株主資本コスト8%くらい))+配当額/(1+k(株主資本コスト8%くらい))^2・・・・


ただし、企業の成長率に応じて検討する必要があります。その場合には、以下となります。
株式価値=配当額÷(株主資本コストー成長率)


難しいですね。。。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書

ブログをはじめます。
株式投資など、マネー関連のことについて書いていこうと思います。
最初は、書評や本を読んだ感想や自分の備忘録などから始めます。


株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書



上記本を読んで覚えておくこと、考えたこと


PBR=PER×ROEの公式

PERは、低ければ、現在の株価は割安となる指標。株価÷1株当たり当期純利益

感覚的には、PERが12以下であれば購入を検討します。

また、PERの数値は、何年で投下資本を利益から回収できるかという基準になります。


PBRは、清算したときに現在の株価以上に戻りがあるかどうか。1以下であれば戻りがある。

ROEは、当期純利益÷純資産

PBRが低ければ、PER×ROEは低くなるという関係になります。

ただし、PBRが低くて放置されているのは、含み損実現や業績悪化による将来の純資産減少を織り込んで低下している場合には手を出さない方がよい。

PBRが0.3程度まで低下することもあるが、毎期黒字計上、無借金、営業キャッシュフローが毎期プラスという三条件であれば、上昇が期待できる。

補足 JTやNTT以外では、国が株主となっている会社は、相続税が払えなくて物納している可能性が高く、売りに出される可能性が高い。