外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例

外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例

 
上記を読んで、考えたこと、まとめなどを書きます。

現在価値=将来価値÷金利

これは一般的なこと。将来もらう100万円は、金利2%であれば、100万円÷2%=98万0392円です。

複利だと、投資期間中、元本に対する利息が毎年再投資され、元本が毎年増えていく。


これを応用するのがDDMです。

その前提として、理解するべきなのが、DCFの考え方。

まず、企業価値=非事業性資産の価値+事業価値

=非事業性資産の価値+CF/(1+wacc)+CF2/(1+wacc)^2・・・

です。これはDCF法を用いた手法で計算しています。

株式価値=企業価値ー有利子負債


他方、DDMでは株主が受け取るキャッシュフローに着目して株式価値を検討します。

将来の配当額の現在価値の総和となります。

つまり、株式価値=配当額÷(1+株主資本コスト)なのです。

株式価値=配当額/(1+k(株主資本コスト8%くらい))+配当額/(1+k(株主資本コスト8%くらい))^2・・・・


ただし、企業の成長率に応じて検討する必要があります。その場合には、以下となります。
株式価値=配当額÷(株主資本コストー成長率)


難しいですね。。。